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【頂点に最も近かった者たち】新人戦準優勝 佐賀清和高校 女子バレーボール部 野中健志監督 #3

配信:
2026/3/23 10:44:38
取材:
2026/2/26 6:00:00
【頂点に最も近かった者たち】新人戦準優勝 佐賀清和高校  女子バレーボール部  野中健志監督  #3
佐賀清和高校バレーボール

あと一歩だった――。
新人戦決勝、頂点に手がかかりながら届かなかった悔しさは、コートに立つ選手だけでなく、指揮を執る野中健志監督の胸にも深く刻まれた。
それでも、この敗戦は決して後退ではない。
むしろ、チームの現在地と課題、そして次に進むべき道を明確にした“成長の起点”となった。

かちスポでは、新人戦準優勝から見えた手応えと課題、そしてその先にある頂点への道筋について、佐賀清和高校へ取材を行った。
取材したのは、主将の末次由奈選手とチームを率いる野中健志監督。
第3弾・第4弾では、野中健志監督のインタビューを掲載する。

第3弾:敗北の先に見えた現在地




―― 指導者として受け止めた新人戦準優勝 ――

■ 敗戦の本質は“自分たち”にある

あと一歩届かなかった新人戦決勝。
その敗北を、野中健志監督は冷静に受け止めている。
「最後は相手どうこうではなく、自分たちのパスが崩れて負けたと思っています」
春高後にメンバーが一新された新チームは、ゲーム形式の合宿をあえて行わず、基礎練習に重きを置いてきた。
繋ぐという明確なテーマを掲げていたからこそ、その土台が崩れたことが敗戦に直結した。

■ 勝負を分けるのは日々の積み重ね

試合直後、選手たちに伝えたのは“自分との向き合い方”だった。
「勝負の世界は自分との闘い。相手に負けたのではなく、日々の自分に負けているからこの結果になる」
365日の積み重ねが、最後の数点を左右する。
その現実を、選手たちは突きつけられた。


■ 経験不足の中で得た確かな手応え

一方で、チームの歩みを振り返れば、決して悲観すべき結果ではない。
「経験が少ない中で、よくここまでやったと思います」
これまで上級生主体のチームだった影響で、今の世代は実戦経験が限られていた。
それでも準優勝までたどり着いたことは、確かな成長の証でもある。

■ 変わらない指導方針

敗戦を受けても、指導の軸が揺らぐことはない。
「勝ち負けでやり方を変えることはありません。今いる選手をどう育てるかが大事」
18年間積み上げてきたスタイルを信じ、日常も練習も変えない。
変わるべきは、選手自身の意識である。

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株式会社WIDE -

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