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日韓中交流競技会が開催!「今度こそ勝ちたかった」 松尾航希、日本代表・塚本との再戦で感じた現在地 青森国スポへ「ベスト4」

配信:
2026/8/30 10:00:00
取材:
2026/8/27 5:00:00
日韓中交流競技会が開催!「今度こそ勝ちたかった」 松尾航希、日本代表・塚本との再戦で感じた現在地 青森国スポへ「ベスト4」
嬉野高校佐賀工業高校ソフトテニス

8月24日(月)から27日(木)にかけて、佐賀県内で「第34回日・韓・中ジュニア交流競技会」が開催された。同大会は、日本・韓国・中国のジュニア世代の選手たちが競技を通じて交流を深める国際大会で、陸上競技やバスケットボール、バレーボールなど、さまざまな競技が行われた。各競技では、日本、韓国、中国の代表に加え、開催地枠として佐賀県代表も参加し、国際色豊かな戦いが繰り広げられた。

ソフトテニス競技では、日本・韓国・佐賀県選抜が対戦。国内トップクラスの選手や海外選手との試合を通して、佐賀県代表の選手たちにとっても自身の現在地を確かめる機会となった。

今回かちスポで取材を行ったのは、昨年のハイスクールジャパンカップ(通称ハイジャパ。インターハイの前哨戦とも呼ばれるソフトテニスの全国大会)でシングルス全国2位、今年はシングルス・ダブルスともに全国3位となった松尾航希選手(嬉野)と、今年のハイジャパで松尾選手とのペアでダブルス3位に入った小川晃典選手(嬉野)

ハイジャパ、インターハイ、そして来たる国スポ。数々の舞台を戦い抜いてきた彼らが今思うこととは。

第一弾の本記事では松尾選手へのインタビューを掲載。

松尾航希選手(嬉野)


 「今度こそリベンジしたかった」

今回の大会に向け、松尾が特に意識していたのは日本代表との対戦だった。松尾自身もU17日本代表に名を連ねる中での対戦。「そういう選手たちとどれだけやれるかというのを意識していました」と、国内トップクラスの選手を相手に自身の現在地を確かめようと臨んだ。

その中でも、意識していた相手が塚本(愛知・岡崎城西)だった。

高校生ながらナショナルチームに名を連ねる塚本とは、ハイジャパのシングルス準決勝でも対戦。松尾は敗れており、今回の再戦では「リベンジ」を狙っていた。

今回、塚本とはシングルスとダブルスの両方で対戦。シングルスでは思うように流れをつかめず、敗戦を喫した。一方、ダブルスでは接戦に持ち込み、マッチポイントまで握る場面も。あと一歩まで追い詰めながらも、ファイナルゲームに持ち込まれると、そのまま敗れた。

勝利こそ逃したものの、国内トップクラスの選手との対戦を通して、自身の現在地と課題を改めて実感する大会となった。

「つなぎのボールでも一発で決められる」

塚本との対戦で、松尾が強く感じたのは、一つ一つのプレーの精度だった。

「自分から仕掛けていこうと思っていました。でも、つなぎにいったボールでも一発で決められたりして、そこは難しかったです」

特に苦しめられたのが、カットの後のシュートだった。

「カットの後のシュートがすごくて、バックを狙われたのが嫌でした。バックの引き出しが多くて、短いボールか長いボールかの判断が難しいことも多かったです」

マッチポイントを握るところまで迫っても、最後に勝ち切ることができなかった。その経験から、トップ選手との差を具体的に感じ取った。今回の大会は順位を争うことが目的ではない交流大会。それでも、松尾にとっては、これからさらに上を目指すための現在地を知る機会となった。

多彩なショットを使いこなす日本代表の塚本


昨年2位のプレッシャーを乗り越え、今年は単複3位

今年のハイジャパでは、シングルス、ダブルスともに3位。昨年はシングルスで2位だっただけに、「今年も結果を残さないといけない」というプレッシャーもあった。

「去年2位だったので、今年も結果を残さないといけないというプレッシャーがあったはあったんですけど、2回戦で同じ日本代表の山本選手(香川・尽誠学園)と当たって、そこを勝てたことで、そこからはあまりプレッシャーを感じなくなりました」

準々決勝では高知・明徳義塾の林と対戦。苦しい試合を制して準決勝へ進んだ。

「相手のカットサーブがすごくて、なかなかレシーブが取れなかったです。ずっとレシーブゲームを落としていて。。最後のレシーブゲームだけは、もう無理やり割り切ってなんとか勝てました」

そして今年はシングルスだけではない。小川晃典とのダブルスでも3位に入った。雨が降る中での試合となったトーナメント初戦から苦しい展開が続いたという。

「トーナメントの初戦からかなり苦しい試合で、ずっと追いかける展開が多かったです。準決勝も2-3ダウンからファイナルに入って、最後は負けてしまいました」

それでも、単複で全国3位という結果を残した。

一度落ちたチーム状態、それでも本番で

今回の佐賀県代表チームは、決して順調な状態で大会を迎えたわけではなかった。大会直前の遠征では思うように勝てず、チーム全体の調子が一度落ち込んだという。それでも本番では状態を立て直し、韓国代表には4−1で快勝。日本代表を相手にも2-3と接戦を演じた。

「この大会、全体的にみんな調子が良かったと思います。国スポを意識して、そのまま国スポにつなげられるようにという感じでした」

今回の大会で得た経験を、次の舞台へとつなげる。

力強いストロークを見せた嬉野高校・仁戸田選手

仁戸田選手(嬉野)とのペアリングで日本代表に勝利した佐賀工業・石井選手


青森国スポへ「ベスト4」

次なる目標は、青森県で開催される国スポ。国スポでは5人制の団体戦が採用されている。(ダブルス・シングルス・ダブルスの3試合)

松尾が掲げるチームの目標は「ベスト4」だ。

ハイジャパで全国上位に入り、今回の交流大会では日本代表との接戦を経験した。国内トップとの差を感じた一方で、自分たちの成長も確かめることができた。

次に挑むのは、集大成となる大舞台「国スポ」。

今回の経験を糧に、松尾は青森の地でベスト4を目指す。

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株式会社WIDE -

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