日韓中交流競技会が開催!全国3位 小川晃典、日韓中交流大会で得た手応え「自分たちのプレーができた」

8月24日(月)から27日(木)にかけて、佐賀県内で「第34回日・韓・中ジュニア交流競技会」が開催された。同大会は、日本・韓国・中国のジュニア世代の選手たちが競技を通じて交流を深める国際大会で、陸上競技やバスケットボール、バレーボールなど、さまざまな競技が行われた。各競技では、日本、韓国、中国の代表に加え、開催地枠として佐賀県代表も参加し、国際色豊かな戦いが繰り広げられた。
ソフトテニス競技では、日本・韓国・佐賀県選抜が対戦。国内トップクラスの選手や海外選手との試合を通して、佐賀県代表の選手たちにとっても自身の現在地を確かめる機会となった。
今回かちスポで取材を行ったのは、昨年のハイスクールジャパンカップ(通称ハイジャパ。インターハイの前哨戦とも呼ばれるソフトテニスの全国大会)でシングルス全国2位、今年はシングルス・ダブルスともに全国3位となった松尾航希選手(嬉野)と、今年のハイジャパで松尾選手とのペアでダブルス3位に入った小川晃典選手(嬉野)。
ハイジャパ、インターハイ、そして来たる国スポ。数々の舞台を戦い抜いてきた彼らが今思うこととは。
第二弾の本記事では小川選手へのインタビューを掲載。
小川晃典選手(嬉野)
韓国代表との対戦で感じた「雰囲気」
初めて対戦する韓国代表を前に、小川がまず感じたのは、日本とは異なる試合の雰囲気だった。
「日本同士でやるのと違って雰囲気があってやりづらかったです。韓国の選手は、雰囲気の出し方が日本とは違うなと感じました」
プレー面でも、日本とは異なる部分があった。
「ダブルスではダブル前衛で対応してくることが多々あって、日本とは少し違う部分があるなと思いました」
普段とは異なる相手との対戦。その経験そのものが、小川にとって大きな刺激となった。
日本代表には「一矢報いたい」
一方、日本代表との対戦では、国内トップクラスの選手を相手にどこまで戦えるかがテーマだった。
「日本代表に一矢報いることは考えていましたが、それ以上に自分は今回の大会を、国スポにつながるような試合にしたいと思っていました」
試合の入りは悪くなかった。
「入りは結構いい感じで、リードすることもできて、ずっとゲームカウントもアップで進められていたけど、最後は小さなミスから持っていかれました」
終盤までリードを保ちながらも、最後に勝ち切れなかった。トップクラスの選手を相手にして、あと一歩のところで勝利を逃したことで、自分たちとの差も見えた。
「チームで10回やったとしても、今はまだなかなか勝てないんじゃないかなと思います」
それでも、接戦に持ち込めたことは、国スポへ向けた自信にもつながる。
松尾とのペアでハイジャパ3位
小川にとって今年の大きな成果の一つが、松尾とのダブルスでのハイジャパ3位だ。
トーナメントでは初戦から苦しい展開が続いた。
「ダブルスは少し雨が降る中で、トーナメントの初戦からかなり苦しい試合で、ずっと追いかける展開が多かったです」
準決勝も2-3と追いかける展開からファイナルへ。それでも最後は勝利に届かなかった。
結果は3位。それでも小川にとっては、単なる結果以上の意味があった。
「自分としては、あの試合は全然満足していないです。けど、松尾が勝ってる中で『またシングルだけか』と思わせたくなかった。ダブルスで3位までいけたこと自体には満足しています」
松尾とのペアで全国の表彰台に立った経験は、今回の交流大会、そして国スポへとつながっている。
「大会前はみんなあまり自信がなかった」
今回の佐賀県代表チームには、もう一つ大きな変化があった。それは、大会直前の不調からの復調だ。
「大会の1週間前、3日前くらいは、みんな調子が悪かったです。直前の遠征では、ほとんど全敗みたいな状態で、一回かなり落ちました」
本番を目前にして、チーム全体が苦しい状態にあった。
それでも迎えた日韓中交流大会では、韓国に4-1で勝利。日本代表にも2-3と接戦を演じた。
「大会前はみんなあまり自信がない中で、自分たちのプレーができたことはとてもよかったと思います」
直前まで苦しんでいたからこそ、本番で自分たちのプレーを取り戻せたことに手応えを感じている。
シングルスで活躍した、1年生ルーキーの大矢(嬉野)
青森国スポへ、目標は「ベスト4」
次に待つのは青森国スポ。国スポでは5人制の団体戦が採用される。(ダブルス・シングルス・ダブルスの3試合)
「ベスト4に入りたいです」と目標に掲げる。
今年のハイジャパでは松尾とのペアで全国3位。今回の日韓中交流大会では海外選手、そして日本代表との対戦を経験した。
全国の舞台で積み重ねてきた経験と、今回得た手応えを携え、次は青森へ。
チームとして掲げる「ベスト4」に向け、小川はさらなる成長を目指す。
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