【高校総体2026 注目チーム特集】あの舞台を越えるために。 佐賀北高校陸上部主将 三好悠斗選手
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昨年、4×400mリレーで九州大会に出場した佐賀北高校陸上部男子。
県大会を突破し、九州という舞台に足を踏み入れたことは、確かな前進だった。
しかし、そこで待っていたのは、九州の壁だった。
九州大会での悔しさを原点に、今年のチームは「勝つためにどう変わるか」を突き詰めている。
その中心に立つのが、男子主将の三好悠斗さんだ。
かちスポでは、佐賀北高校陸上部男子主将・三好悠斗さんにインタビューを実施した。
九州大会を経験したからこそ見えた課題と、高校総体(インターハイ予選)へ向かう覚悟を聞いた。
佐賀北高校 三好悠斗 選手
「個」から「チーム」へと意識を切り替えた一年
昨年までのチームとの違いについて、三好さんはこう語った。
「昨年までは、一人一人が個別に練習している感覚が強かったと思います」
それぞれが真剣に取り組んでいたからこそ、「足りなかったのは“つながり”だった」と振り返る。
「今年は、一人じゃなくてチーム全体として練習に向き合っています」
同じメニューでも、目的や意識を共有することで、練習の意味は変わる。
チームとして戦う土台が、少しずつ整ってきた。
九州大会で感じた“燃え尽き”という課題
昨年の九州大会は、大きな経験になった一方で、反省点もはっきり残った。
「県大会を通過したことで、どこか気持ちが切れてしまった部分がありました」
結果を出す前に、満足してしまっていた部分も多少あったのでは、と振り返る。
しかし、九州大会という舞台を経験したことは、大きな成長につながっている。
「大きな大会に出たことで、自分たちに足りない部分も見えました」
その経験が、今の自信につながっていると語った。
これらの九州大会での感触を、三好さん自身、そしてチーム全体も次に繋げている。
「九州大会を経て、どうすれば“その先”に進めるのかってみんなで話し合いました。」
話し合いが生んだ“同じゴール”
今年、特に大切にしているのは「対話」だという。
「何をしたら勝てるのかを、みんなで意見交換するようになりました」
主将が一方的に示すのではなく、全員で考え、全員で目標を共有する。
「そうやって、自分たちのゴールに少しでも近づけたらと思っています」
主体性を持った練習への意識
練習への向き合い方も変わった。
「先生がメニューを出してくださるんですけど、それを“やらされる”んじゃなくて、自分からやることを意識しています」
一人一人が、練習の意味を理解した上で取り組む。その積み重ねが、チームの底力につながっていると主将は語った。
勝つための覚悟としての食事管理
三好選手に競技以外の面についても尋ねると、最もストイックに取り組んでいるのが食事管理だという。
「お菓子やジュースは取らず、糖分も和菓子など、脂質の少ないもので摂っています」
「正直、楽ではないし、めちゃくちゃきついです。大会が終わったら、ジャンクフードは食べたいです(笑)」
それでも続ける理由は明確だった。
「勝ちたいので。」
チーム最大の強みは“一致団結”
今年のチームの強みを聞くと、三好さんは即答した。
「チームとして戦えるところです」
個々の力だけでなく、それを束ねて一つの力にすること。そこに、このチームの一番の価値がある。
3年間をかけて磨いてきたマイルリレー
総体で特に注目してほしいのは、マイルリレー(4×400mリレー)。
「マイルリレーに焦点を当てて、この3年間ずっと取り組んできました」
走力はもちろん、信頼と覚悟が問われる種目。
「そのレースを、ぜひ見てほしいです」
総体へ――全員で、勝ちにいく
最後に、総体への意気込みを聞いた。
「個人種目では優勝を目指して、マイルリレーは全員で全力で、楽しみながら勝ちにいきたいです」
佐賀北高校陸上部は、全員で同じゴールを目指し、勝利をつかみにいく。
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