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【新人戦2026 注目チーム特集】 佐賀北高校陸上部 鶴田卯月選手にインタビュー

配信:
2026/9/12 6:00:00
取材:
2026/9/8 7:30:00
【新人戦2026  注目チーム特集】 佐賀北高校陸上部 鶴田卯月選手にインタビュー
SSPフレッシュシリーズ佐賀北高校陸上

3年生が引退し、新体制でのスタートを切った佐賀北高校陸上部。女子主将を務める鶴田卯月選手は走り幅跳びを専門とし、SSP新人戦に向けて日々の練習に励んでいる。
鶴田主将が目指すのは、一人ひとりが考えていることを共有し、苦しい時には互いを励まし合えるチームだ。種目の違いを越えて基本を磨き、仲間の声を力に変えて、あと一歩前へ進む。
個人では走り幅跳びと三段跳びの2冠、リレーでは上位入賞を目標に掲げる鶴田主将に、新チームへの思いと新人戦への意気込みを聞いた。

鶴田卯月選手


思いを共有し、「あと一歩」を支え合うチームへ

3年生の引退後、新たなチームを率いることになった鶴田選手。主将として目指しているのは、部員一人ひとりが自分の考えを率直に伝え合えるチームだ。

「それぞれが今思っていることや、練習中に考えていることを、チーム内でしっかり共有していきたいです。隠すことなくさらけ出して、お互いに励まし合ったり、『絶対いける』という雰囲気をチーム全体でつくっていけたらいいと思います」
陸上部には、短距離や跳躍、リレーなど、さまざまな種目に取り組む選手が所属している。専門種目が違えば、それぞれの練習内容や抱える課題も異なる。

それでも、種目を越えて共有できる部分があると鶴田主将は考えている。
「それぞれの専門種目はありますが、形が違っても基本となる動きは共通しています。スプリントという部分が一番大事ですし、基本動作を重要視することで、それぞれの個人種目も伸びると思います。そこをみんなで詰めていく形でやっています」
それぞれが別の種目で記録や順位を追いながら、チーム全体で基本に立ち返る。普段から考えていることや練習中に感じた課題を伝え合い、一人ひとりの成長につなげていく。

その中で鶴田主将が大切にしているのが、苦しい練習を乗り越えるための声掛けだ。
「きつい練習もありますし、全部が全部楽というわけではありません。『もうきついな』『やめたいな』と思った時に、あと一歩、あと二歩頑張れるような環境をつくりたいです。みんなでしっかり声を出して、『もっといけるよ』という雰囲気でやれたらいいと思います」

苦しい時に、一人で限界を決めない。
仲間の声を力に変え、もう一歩先へ進む。鶴田主将が目指す新チームの姿は、日々の練習の中からつくられている。

受け継ぐ応援と、一人ひとりが持つ力

新しいチームをつくっていく一方で、先輩たちから変わらず受け継いでいきたいものもある。
それが、試合に出場する一人の選手を、部員全員で応援する佐賀北高校の伝統だ。
「試合の時に、個人種目に出る人の応援を、佐賀北高校は全員でしっかり声を出してやる伝統があります。そこは怠らず、一人ひとりに対して『頑張れ』というメッセージを送りたいです」

陸上は、それぞれの選手が自身の記録や順位を懸けて競技に臨む。スタートラインや助走路に立てば、最後は自分の力で勝負しなければならない。
それでも、鶴田選手は一人だけで戦っているわけではないと感じている。競技中にも、仲間から送られる声はしっかりと届いている。
「本当にとても力になります。手を振ってもらえるとうれしくて、気持ちも高まります」

出場する一人に、全員で思いを届ける。仲間からの声援は、選手が自分の力を出し切るための大きな後押しとなっている。

そして今季の佐賀北高校には、個人種目で九州の上位を狙える選手がそろっているという。
「個人の力が本当に大きいと思います。それぞれが個人種目で、九州新人でも入賞を狙っていけるくらいの力があります。リレーだけではなく、個人種目にも注目して見てもらえたらうれしいです」

一人ひとりが自分の種目で上位を目指せる力を持っている。
互いの挑戦を声援で支え、それぞれが個人種目で結果を追い求める。新体制となっても変わらない応援の伝統と、個々の競技力が、今季の佐賀北高校を支えている。


「高さ」を武器に、跳躍種目の頂点へ

小学校3年生から陸上競技を続けてきた鶴田選手。現在は走り幅跳びを専門とし、自身の跳躍力を武器に競技へ取り組んでいる。
自身の跳躍で注目してほしいポイントを尋ねると、鶴田選手は「高さ」を挙げた。

「私は跳躍力がある方だと思っています。高さには自信があるので、そこを見てもらえたらうれしいです」
助走で生み出したスピードを踏み切りにつなげ、より遠くへ跳ぶ。鶴田選手が自信を持つ高さは、走り幅跳びと三段跳びの両方で大きな武器となる。

さらなる成長へ向け、今後の冬季練習では、けがを防ぎながら練習量を積み重ねる。その中でも特に磨いていきたいのが、跳躍につながる走るスピードだ。
「冬は、冬季練習をしっかり積む時期になります。まずは本当にけがなく、しっかり量を積むことです。その中でも走るスピードを高めることが大事なので、そこを重点的に冬の間に詰めていきたいです」

種目が違っても共通する基本として、チーム全体で重視しているスプリント。鶴田選手自身も走るスピードに磨きをかけ、自信を持つ跳躍力へとつなげていく。

また、競技だけでなく、学校生活では勉強にも力を入れている。
「勉強は将来のためにも、しっかり成績を取っておきたいと思っています。部活で忙しい中でも、時間を見つけてやるようにしています」

将来は、陸上競技を続けられる環境へ進むことも考えているという。限られた時間の中でも、競技と勉強のどちらにも真剣に向き合っている。


新人戦を経験の場に、全員でインターハイへ

鶴田主将が見据えているのは、目の前の新人戦だけではない。今回の大会を、来年のインターハイにつなげるための経験の場として捉えている。

「来年のインターハイに向けて、今回の新人戦を経験の場にしたいです。しっかり経験を得ながら、今後3年生になる私たちの代を筆頭に、全員でインターハイに行けるように頑張っていきたいと思っています」

佐賀北高校陸上部の2年生は10人。女子8人、男子2人の同学年全員で、全国の舞台に立つことを目指している。

その第一歩となるSSP新人戦で、鶴田選手が掲げる目標は大きく
「個人では、走り幅跳びと三段跳びの2冠を必ず達成することです。4×100メートルリレーと4×400メートルリレーでも、しっかり入賞できるように頑張りたいと思います」

リレー種目についても、佐賀北高校には九州の上位で戦える力があると感じている。特に手応えを口にしたのが、リレー種目の4×100メートルリレーと4×400メートルリレーだ。
「リレー種目では、九州新人でも上位を目指して戦える実力が、今すでにあると思っています。そこはしっかり優勝を目指してやっていきたいです」
「どちらかというと、4×100メートルリレーの方が狙えると思っています。両方のリレーに出場するメンバーもいるので、ラウンドを重ねていくと体力的にきつい部分もあると思います。それでも最終ラウンドに向けて、気持ちとメンタル、体力を高めながらやっていけば狙えると思います」

個人では、二つの跳躍種目で頂点へ。リレーでは、複数のラウンドを戦い抜き、仲間とつないだバトンを上位へ運ぶ。さらにその先には、九州新人での優勝、そして同学年全員でのインターハイ出場という目標がある。

それぞれの思いを共有し、苦しい練習では声を掛け合う。試合では、競技に挑む一人へ全員で声援を届ける。
個人競技でありながら、決して一人では戦わない。
鶴田卯月主将が率いる新たな佐賀北高校陸上部は、一人ひとりの力と思いを重ねながら、SSP新人戦、そしてその先にある全国の舞台へ挑む。

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株式会社WIDE -

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