【女子バスケットボール優勝インタビュー】武器は積み上げてきたディフェンス 濟木遥主将・垣内美慶選手

6月1日(月)、SAGAプラザ(総合体育館)大競技場にて、令和8年度 第64回佐賀県高等学校総合体育大会 バスケットボール競技の女子決勝が行われ、佐賀清和高校が優勝を果たした。
新人戦、春季大会に続き、県総体でも頂点に立った佐賀清和高校。接戦の続く厳しい大会となったが、持ち味のディフェンスで流れを引き寄せ、見事県王者の座を掴み取った。
かちスポでは、チームを優勝へ導いた濟木遥主将と垣内美慶選手にインタビューを行った。
■ 武器は半年間磨き続けたディフェンス
新人戦、春季大会を制し、迎えた県総体。決勝リーグ形式で行われた今大会は、体力的にも精神的にも厳しい戦いとなった。
その中でチームが大切にしていたものについて、濟木主将は迷うことなくこう語った。
「自分たちはディフェンスをしてチームの流れを作るチームなので、まずは半年間培ってきたディフェンスを総体でもやり切りたいと思っていました」
佐賀清和高校の武器は堅い守備から流れを作ること。半年間積み上げてきたスタイルを最後まで貫き通したことが、優勝につながった。
垣内選手もチームの成長について、
「九州の強豪校と試合をするときもしっかり自分たちのバスケをして、ディフェンスから流れを掴んで勝ち切ることができたと思います」
と振り返る。
県内だけでなく県外の強豪相手にも通用した経験は、選手たちの大きな自信となっている。
■ 苦しい時間帯を乗り越えて
今大会はシーソーゲームとなる試合も多く、決して楽な戦いばかりではなかった。
濟木主将は試合中の心境について、
「一回10点差ぐらい離されたときに、みんなで焦ってしまったりしたけど、そこでもディフェンスをしっかりして流れを変えられて、シュートが決まるようになったと思います」
と振り返った。
苦しい時間帯でも自分たちの武器を信じて守り続ける。その姿勢がチームを支えた。
また、垣内選手は流れを変えたプレーとして、濟木主将の3ポイントシュートを挙げた。
「キャプテンの濟木が前半終了間際にしっかり3ポイントを決めてくれたのが、自分たちにとって良い流れになって後半につなげられたと思います」
試合の流れを左右する大きな一投。主将の一撃がチームを勢いづけた。
■ 応援が力になった総体
総体の会場には、バスケットボール部だけでなく学校の生徒や保護者など、多くの応援が駆け付けた。
濟木主将は、
「学校の生徒たちやお母さんたちが応援してくれて、その声がプレー中にも聞こえて頑張ろうと思いました」
と感謝を口にする。
垣内選手も応援の存在の大きさを感じていた。
「新人戦の時は緊張もして、その分シュートも入らなかったんですけど、今回はみんなの応援が流れを掴んでくれたと感じています」
大歓声が響く会場の中で、選手たちは多くの人の思いを背負いながら戦っていた。
■ 仲間への恩返し
今大会を最後に、受験に向けてチームを離れる選手もいる。
その仲間への思いについて聞かれると、濟木主将は真っすぐな言葉で語った。
「その子は受験に向けて抜けてしまうので、今までその子がチームを明るくしてくれてたくさん助けてもらったので、その子に恩返しできるようにと思ってこの試合に臨みました」
仲間とともに積み上げてきた時間があったからこそ、優勝の喜びも大きかった。
■ 全国の舞台で挑戦するディフェンス
県王者となった佐賀清和高校だが、選手たちの目標はさらに先にある。
濟木主将は、
「自分たちの最終的な目標はウインターカップで一勝することです。インターハイでも勝って、自分たちがしているディフェンスがどこまで通用するのか試したいです」
と力強く語った。
新人戦、春季大会、そして県総体。県内三冠を達成した佐賀清和高校。その原動力となったディフェンスを武器に、次はいよいよ全国の舞台へ挑む。
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〈令和8年度 第64回佐賀県高等学校総合体育大会 バスケットボール女子〉
男子
第1位 佐賀清和高等学校
第2位 佐賀北高等学校
第3位 敬徳高等学校
第4位 佐賀東高等学校
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