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【男子バスケットボール優勝インタビュー】県王者は通過点 目指すはインターハイベスト4 品川愛翔主将・石井秀太選手

配信:
2026/6/23 6:00:04
取材:
2026/5/31 15:00:00
【男子バスケットボール優勝インタビュー】県王者は通過点 目指すはインターハイベスト4 品川愛翔主将・石井秀太選手
高校総体佐賀北高校佐賀東高校唐津工業高校鳥栖工業高校バスケットボール

6月1日(月)、SAGAプラザ(総合体育館)大競技場にて、令和8年度 第64回佐賀県高等学校総合体育大会 バスケットボール競技男子決勝が行われ、佐賀北高校優勝を果たした。

新チーム発足当初から、九州大会優勝とインターハイベスト4という高い目標を掲げてきた佐賀北高校。県大会優勝は目標への第一歩であり、全国への挑戦権を懸けた重要な舞台でもあった。

かちスポでは、チームを優勝へ導いた品川愛翔主将と、大会MVPに選ばれた石井秀太選手にインタビューを行った。


■ 目標は県王者ではなく、その先へ

「自分たちは新チームが始まってから、インターハイベスト4九州大会優勝を目標にやってきました」

そう語る品川主将にとって、県総体優勝は決してゴールではなかった。

「総体は県で優勝しないとインターハイには出られないので、通過点ではあるんですけど、しっかり優勝することをチームとして目標にしていました」

全国の舞台を見据えるチームだからこそ、まずは県の頂点に立つことが求められた。

大会期間中、会場には多くの佐賀北高生が駆け付けた。大声援を受けながら戦った品川主将は、支えてくれる仲間たちへの感謝を口にした。

「学校の生徒たちが応援してくれて、知っている人もいました。いつも物販などで協力してくれているので、その人たちにプレーで恩返しできるように頑張りました」

多くの人に支えられて掴んだ優勝。その喜びは選手たちだけのものではなかった。

■ 苦しい時間帯を支えたリバウンド

決勝では佐賀北高校らしい攻撃力を発揮した一方で、品川主将は試合内容を冷静に分析していた。

「前半はシュートが入って良かったんですけど、後半になってシュートを外して相手に攻められた場面がありました」

流れが相手に傾きかけた時間帯もあった。しかし、その中でもチームは落ち着いて戦い続けた。

「そういう時にリバウンドを頑張って、点差を詰められずに離せたまま戦えたので良かったと思います」

得点が伸びない時間帯でも、リバウンドディフェンスで流れを渡さない。佐賀北高校の強さが表れた場面だった。一方で、優勝を果たしても課題は残った。

「今大会は40分間ずっとゾーンディフェンスをされたりして、自分たちのバスケットができない時間帯もありました」

全国で勝ち上がるためには、苦しい時間帯でも受け身にならず、自分たちのペースを作り続ける必要があるという。

「ディフェンスをもっとアグレッシブにやったり、オフェンスでも効率良く得点したり、そういう部分をもっと頑張っていきたいです」

県王者となった今も、選手たちの視線は次のステージへ向いている。

■ シューターとしての責任

品川主将は自身のプレーについても率直に振り返った。

「最後は自分がファールしてしまったり、取りこぼしをしてしまったりしたので、そういう部分は足りなかったと思います」

その一方で、自らの役割については明確な考えを持っている。

「自分の仕事は打つことだと思っています」

今大会は思うように3ポイントシュートが決まらない時間帯もあった。しかし、それでも打ち続けることがチームのためになると信じていた。

「今大会は3ポイントがなかなか入らなかったんですけど、打ち切れるところ自分の強みなので、その中でも前半に3本決められたのは良かったです」

キャプテンとして、そしてシューターとしての責任感が感じられる言葉だった。


■ MVPが語る佐賀北の強さ

大会MVPに選ばれた石井秀太選手は、優勝した瞬間について、

「とりあえず目標だったインターハイに行けるのでホッとしました」

と振り返った。

MVP受賞について聞かれると、

「特に……(笑)」

と照れた表情を見せながらも、

「フリースローの精度とかが全然納得いってないです。でもリバウンドとかでチームに貢献できたので良かったです」

と冷静に自身のプレーを分析した。MVPに選ばれた理由については、

「勝負どころで自分がバスケットカウントを取ったりしてチームの流れを変えたので、そこかなと思います」

と語る。

また、今大会で印象に残ったプレーとして準決勝の鳥栖工業高校戦を挙げた。

「逆転して2、3点差の時に3ポイントを決めて点差を広げたのは、自分でもナイスプレーだったと思います」

接戦を勝ち切る勝負強さも、佐賀北高校の大きな武器となった。

■ 支えてきたのは地道な積み重ね

石井選手は、チームで大切にしてきたことについて「ボックスアウト」を挙げた。シュートが放たれた瞬間に戻るのではなく、まず相手とコンタクトを取ってリバウンドを奪う。その意識をチーム全員で徹底してきたという。

「自分たちがシュートを打った時に走って戻るんじゃなくて、相手にしっかり体を当ててリバウンドを取ることを意識してきました」

また、チームの雰囲気づくりについても触れた。

「キャプテンがポジティブな声掛けをしてくれるので、チームの雰囲気も良くなりました」

日々の練習で積み重ねてきた細かな意識の積み重ねが、県王者という結果につながった。

■ インターハイの舞台へ

県大会を制した佐賀北高校だが、選手たちの目標はまだ先にある。

品川主将は、

「去年は一回戦勝てたんですけど、二回戦で負けてしまったので、今回は一戦一戦積み重ねていきたいです」

と全国への思いを語った。
また石井選手も、

メインコートに立つことが目標です。そのために留学生にも負けないフィジカルを付けて、しっかり戦えるようにしたいです」

と力強く意気込んだ。

県王者は通過点。インターハイベスト4という大きな目標へ向けて、佐賀北高校の挑戦は続く。



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〈令和8年度 第64回佐賀県高等学校総合体育大会 バスケットボール男子〉
男子
第1位 佐賀北高等学校
第2位 佐賀東高等学校
第3位 鳥栖工業高等学校
第4位 唐津工業高等学校

記事
株式会社WIDE -

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